2021/11/21
ＲＥＳＥＴ－リセット－
頭皮も髪の毛もリセットが必要
シャンプーでは落ちきらない汚れを除去
普段のスパのクレンジングと何が違うの？
普段使用しているクレンジングは、
頭皮に溜まっている過酸化皮質や臭い等
髪の毛に付着している余分なミネラルを除去してくれます。
今回は毛髪に残留している物質を除去し、素髪にします。
①シリコン除去（シャンプー・トリートメント）
②水垢除去（水道に含まれるマグネシウム・カルシウムイオン）
③合成樹脂除去（ワックスやヘアスプレー・ヘアオイル）
ＲＥＳＥＴcolor‐リセットカラー‐
「残留アルカリ除去」
カラーは従来、キューティクルを開いて染色しています。
学生の頃「酸性、中性、アルカリ性」
リトマス試験紙を使って㏗の勉強をしたのを覚えていますか？
美容師にはこの㏗すごく密接で大事なことなんです。
毛髪の等電点㏗5.5
毛髪や肌は‟弱酸性”って聞いたことありますよね？
㏗７が中性
カラー剤は㏗11の「アルカリ性」です。
カラー中は毛髪が完全にアルカリ性に傾いています。
そこから、アルカリ剤除去等のシャンプーでカラー剤を落としていきますが、
帰るころには「㏗８」ほぼ中性ぐらいになっている状態です。
なので、キューティクルはまだ開いたまま。
そこから１週間ぐらいかけて「空気酸化」で㏗5.5に戻っていきます。
１週間後にカラーの色落ちが落ち着くのはキューティクルが閉じたからです。
その１週間が一番髪の毛が傷みます。
今回、新しく始めた「リセットカラー」は、
カラー当日に毛髪を㏗5.5まで下げ、キューティクルを閉じた状態にします。
時間経過によるダメージや色落ちを抑えることが可能になりました。
カラー剤は「酸化剤」＝老化剤
頭皮にカラー剤を付けないゼロテクはもちろん、
しっかり残留アルカリを除去することが、老化を防ぐことになります。
「老化させない」ことが５年後１０年後の美を育てることになります。
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